張敏儀(チュン・マン・イー)首席代表、日本に別れを告げる
張首席代表は、3月25日より退職前休暇に入る予定。
出席者の中には、日本香港友好議員連盟会長 羽田孜元首相、森喜朗前首相、森山真弓法務大臣、武大偉駐日中国大使、梅田貞夫日本・香港経済委員長、海老沢勝二日本放送協会会長なども見られた。
挨拶に立った張首席代表は、世界的な不況にもかかわらず、この2年間に日本と香港の間の経済協力が引き続き強まったことをうれしく思う、と述べるとともに、「香港と日本の双方にとって非常に重要な、この良好な貿易・経済関係を重視しています」と語った。
中国のWTO加盟によって、香港の中国への玄関口としての役割がさらに高まることにより、将来的に香港と日本の貿易・経済関係はより強化されるだろう、と張首席代表は付け加えた。
「さらに多くの日本企業、特に中小企業が、香港へ進出したり、中国本土進出の際の足がかりとして香港を活用してくれることを期待しています」と張首席代表は語った。
日本での任期の間に知り合った人々に対し、「2年前に拝見したときには見知らぬ顔だったのが、今では友人として、親しい顔、私を支えてくれる顔となり、今日は心暖まる思いです。皆さんの友情と支援を大切にします」と語った。
張首席代表は、今後も日本の動向を見守り、日本と香港の関係促進に貢献するために最善をつくす、と述べた。
また席上、張首席代表は、後任の方志偉(アレックス・フォン)氏を出席者に紹介した。方氏は、この引継ぎレセプションに出席するため香港から来日した。
現在、経済省副長官の職にある方氏は、日本での経験を家族ともども楽しみにしていると述べた。
さらに方氏は、香港・日本間の絆の深さにふれた上で、「皆様のお力添えにより、過去何年間にもわたって前任者たちが築き上げてきた基盤をさらに強固なものとして、新たなレベルへと導くべく努力してまいります」と抱負を語った。
以 上
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(左から)張敏儀(チュン・マンイー)首席代表、 方志偉(アレックス・フォン)次期首席代表 |
乾杯の音頭をとる梅田貞夫日本・香港経済委員会委員長。 (左2人目から)方志偉(アレックス・フォン)次期首席代表、日本香港友好議員連盟会長 羽田孜元首相、張敏儀(チュン・マンイー)首席代表、森喜朗前首相 |
乾杯の音頭をとる梅田貞夫日本・香港経済委員会委員長。(左から)方志偉(アレックス・フォン)次期首席代表、日本香港友好議員連盟会長 羽田孜元首相、 張敏儀(チュン・マンイー)首席代表。(右から)海老沢勝二日本放送協会会長、武大偉駐日中国大使、橋本龍太郎元首相夫人 |
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18,march,2008